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16/01/2018

研究室見学で河口研究室に興味を持たれた方向けのページです。


河口研の研究: ユビキタス社会の実現に向けて

私たちの日常には,様々な場所にたくさんの情報機器が存在します.そして,それらがネットワークを通じて相互に連携し,様々なサービスを提供する環境が身近なものになりつつあります.しかし,これらの機器はまだ人の置かれた環境を認識することができず,コンテキストに応じたサービスや情報の提供は十分ではありません.また,時間とともに変化する環境の安定的なモニタリングや変化検出もより重要となってきます.

そこで,最新の機器や情報技術が,私達の日々の生活を自然に補助できるようなユビキタス社会の構築をめざし,我々は主に身の回りを便利にする技術の研究をしています.パターン認識・機械学習・センサ信号処理・コンピュータビジョンなどの幅広い分野/技術に対し基礎理論から実証システム実装まで徹底的に研究を行っていますが,おおまかに以下のような分野に目を向けています.また現在特に注力している分野についてはこちらに記載しています.

  • ユビキタス社会を支える基盤ソフトウェアの開発
  • スマートデバイスを用いた行動センシング、センシングデータ収集基盤の構築
  • ウェブテキスト解析や画像、レーザ点群を用いた環境モデリング
  • 交通データ、天候データ等を利用した都市交通のより良い運用と利用者への情報提示
  • 自動運転車によるサービス基盤の構築、人流と物流の超高効率化

河口研の雰囲気・特徴

Q1: どんな雰囲気ですか? A1: 各メンバーが自分のペースで,ときには遊びつつ,ときには一日PCに向かいつつ研究を進めています.プログラミングで行き詰まったり,論文を読んで分からないことがあれば,周りの人に気軽に質問してすぐに解決してもらえるでしょう!

Q2: 普段の生活はどうなっていますか?コアタイムはありますか? A2: コアタイムはなく,輪講やランチミーティング(週に1度お昼ごはんを食べつつ近況報告),チームごとのミーティングに出席していればあとは自分の好きな場所で,好きな時間に研究できます.部活動やバイトもできます.

Q3: 研究環境はどうですか? A3: 研究室では,各メンバーに机,ノートPC,外部ディスプレイが与えられます.また,研究室が持つスマートフォン,サーバ群やネットワーク機材,カメラ等も利用可能です.必要に応じて機材も購入しています!

Q4: どんな人が向いていますか? A4: プログラミングが得意/好きであれば大いに楽しめると思います!プログラミングが苦手な人でも全力でサポートするので,諦めることはありません.やる気さえあれば!近年ではディープラーニング,機械学習や自動運転に関する研究も行っています.また,上の回答にも書きましたが,研究室には多くの機材があるので,最新のデバイスが好きな人にもおすすめです.

Q5: もっと質問したいのですが? A5: IB館北5階519号室に学生がいます.ぜひ研究室を訪れて質問してください!